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リバースモーゲージの歴史とリスク

人生 充実
<第1回> シニア層のお金の問題を解決する方法として「リバースモーゲージ」という仕組みがあります。今回から、4回にわたり「リバースモーゲージ」についてご紹介します。

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<第1回>リバースモーゲージの歴史とリスク
<第2回>リバースモーゲージの特徴と返済
<第3回>リバースモーゲージの活用事例1
<第4回>リバースモーゲージの活用事例2
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リバースモーゲージの歴史は意外と古く、19世紀フランスにおける「ビアジェ」という不動産売買取引が起源といわれています。売主であるシニアが所有する自宅を第三者に売却し、所有権は買主に移転しますが、売主は売却した自宅に住み続けながら売却代金の代わりに買主から?定の定期金を終身受け取る仕組みです。例えば、毎年の定期金が100万円だったとすると、買主は、売主が3年後に亡くなれば300万円、売主が30年以上長生きすると3,000万円以上支払うことになります。
1929年のイギリスでは、社会福祉政策の?環としてリバースモーゲージが採用されたといわれています。また、1960年代にはアメリカでリバースモーゲージ関連商品が開発され、1990年代には本格的に普及しました。
日本では、1981年に東京都武蔵野市が導入したのが始まりといわれています。その後、自治体や金融機関が参入しましたが、1990年代後半のバブル崩壊によりほとんどの金融機関が撤退し普及しませんでした。
東京スター銀行は、2005年9月に新たに参入し、今年で15年目を迎えます。2019年4月時点で累計ご利用者数は約12,000人と、日本のリバースモーゲージ市場ではトップのシェア率となっています。
リバースモーゲージの起源が不動産売買取引であったことからも、最後は自宅を取られてしまうと思われている方も多くいらっしゃいます。しかし、リバースモーゲージはビアジェと違い、自宅の所有権は移転しません。東京スター銀行のリバースモーゲージなら、ご利用者が亡くなられた後、条件を満たせば相続人(配偶者など)が契約を引き継ぐこともできます。また、相続人が融資金を返済し住むことも、自宅を売却することもできます。
一般的に、リバースモーゲージには三大リスクが存在するといわれています。

1、長生きリスク:リバースモーゲージの融資枠の設定には、利用者の余命年齢の予測が大きく関係します。予測より長生きすると、利用者が生存中にそれ以上のご融資が受けられなくなる可能性があります。
2、不動産価格変動リスク:リバースモーゲージは不動産を担保とした長期のご融資となるため、融資期間中に不動産価格が大幅に下落し融資枠を下回ると担保割れとなり、それ以上の融資が受けられなくなる可能性があります。
3、金利変動リスク:ほとんどの金融機関のリバースモーゲージでは、変動金利が採用されています。よって、金利上昇時には支払利息が増加することになります。

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リバースモーゲージや住宅ローン、相続や保険などの専門性の高いご相談については、テレビ会議室を備えた個別相談ブースで担当者に繋ぎ対応しています。


東京スター銀行では、借りられる金額を借りるのではなく、こうしたリスクを内包していることを理解したうえで融資枠を検討し、老後の課題解決策の一つの方法としてご利用することをお勧めしております。是非、お気軽にご相談ください。

次回は、リバースモーゲージの特徴と元本の返済方法についてお伝えします。

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